【 売上が上がるコンテンツの3つの価値の捉え方 】

kai

この投稿では、
コンテンツ制作について話そうと思います。


自分のコンテンツを作りたい!!
既に持っているコンテンツの売上を上げたい!!


って方は参考にしてもらうと良いと思います。

コンテンツの3つの価値


一般的にコンテンツ(商品)には3つの価値が
あると言われています。

①機能的価値
②感情的価値
③自己実現的価値


です。


どこでも語られているので特に最新!!というわけではないですが、大切なことなので覚えておくに越したことはありません。

機能的価値はライバルがたくさん?!



まずは「①機能的価値」について。

機能的価値は名前の通りですね。
機能がいかに優れているのか?です。
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性能が高い、価格と質が見合っている、実績がある、
とか目にみえる効果みたいなものと考えたら良いかと。
ㅤㅤ

電化製品で考えてみると一番わかりやすいと思うんですが、
電化製品を買う時に、比較検討するモノって「機能」だと思うんですよね。


冷蔵庫だったら
・うまもり保存
・ワンダフルオープン
・まるごとチルド
・特選氷温ルーム
・ミストチャージユニット


って具合で「機能」があります。

全部全部を優先して付けるというのは難しいと思うので
お客さんが

どの機能が優先順位が高いのか?

そして、予算にあっているのか?


で選ぶ商品を見極めるわけです。



コンテンツにも同様に機能的価値があるのですが、
機能的価値って結構なスピードで全体的に
上がってきています。

動画作成なんて、もはやどこのプロですか?
っていう作品を素人です!!っていう人が
作ってくるじゃないですか?


冷蔵庫も「そんな機能いる?」ってとこまで
家庭用なのにもはや高級レストラン並みの
機能を携えてくるんですよ。


なので、機能的価値はライバルがたくさん
っていうのももちろんあるんですが、
追いかければ追いかけるほど、
追いかけたままっていう、
片思いの恋愛みたいになってしまうので、
機能的価値だけで売上を上げていきたいっていうのは
ちょっと厳しくなってきた時代かもよ?
っていうことです。



とは言っても、
1万円〜200万円くらいまでのコンテンツを
たくさん見てきましたが、
200万円のコンテンツでも


「え?これで200万円なの?」


っていう機能性も少なくはないので、



機能的価値にとことんこだわる!!

っていうのはある意味、
グンと群を抜いて選ばれる価値になる可能性も
少なくはないのかなって最近は思っています。



感情的価値は目的を差し替わりやすい?!



次に「②感情的価値」について。

言葉の通り「感情」なので、
感覚とか直感とか、喜びとかワクワク感とかで
選ばれるところになります。


簡単に言うと、
「ファンビジネス」って部分に近いかなーって
思うところがあって、

あなたみたいになりたいから申し込みます。
楽しそうだから直感で申し込みました。
自分との境遇が似ていたから申し込みました。

あたりがこの感情的価値になるかなと思います。



感情的価値を獲得するにはコミュニケーションから生まれる
「関係性」が重要になってくると思います。

あるいは、「憧れる世界観」を提供すること。


機能的価値が同じだとすると、
感情的価値が高い方を選ぶ方が多数っていうのは
考えてみてもらうとすぐにわかる気がします。



感情的価値はもちろん大切なんだけど、
お互いに「目的を差し替えやすい」部分もあるとは思うので、

「楽しさ」が欲しいのか
「一緒にいる時間」で満足なのか
「安心感」があればいいのか

それとも自分のビジネスを加速させたいのか?

を明確にしておく必要性があると思います。

両想い恋愛的なビジネスだけに、お互い盲目になると目的から外れてしまいやすいのです。



ビシネス目的のはずが、
場所を変えて集まること自体に価値を見出して
何もビジネスが進んでいないのに
大満足!!っていうコミュニティーも少なくはないので。

自分で選んでやっているのであれば全然いいのですが、
「満足度」を差し替えているだけでは
ただの「起業ごっこ」をやっている大人の集団に過ぎません。


「発達のステージ」が満たされていないと
このような状況にはまってしまうので、
自分の発達において未完了なものを
あらかじめ理解しておくと
ビジネスと遊びの境界性を
もう少し明確にできるかもしれません。


最近は自己実現的価値が求められている?!



最後に「③自己実現的価値」についてです。

最近はこの「自己実現的価値」を
うまくコンテンツに取り入れることができると
成約率が上がる気がします。


「教えられて自分ができるようになる」という
いわゆる学校型のスタイルから

「教えてもらいつつ一緒に何かを作っていく」という
現場力的な専門学校型のスタイルが
求められるようになったのかなーと。


例えば、講座を終了したら
自分も教える側になりたい、
自分も講師側になりたい
などの活躍の場がイメージできるもの。



またはすでに新しいコンテンツを
提供側と参加者側で作っていくというような
お互いが対等で且つ持っている能力の交換で
成り立っているものが多くなってきたのかなと。



一方的な「知識をただ教える」ってスタイルからは
一緒に何かを創造していくっていうスタイルに
ビジネスも変化してきたなと思うわけです。




コンテンツを作る際には
この「3つの価値」を軸にコンセプトを考えたり、
構成を考えたりしてみるといいかもしれません。





最近のクライアントさんの例では
③の「自己実現的価値」を大幅に盛り込むことによって
コンテンツの価値そのものが上がりました。

元々、高額商品と呼ばれるくらいの金額に対して
さらに値段が上がったにも関わらず、
「自己実現的価値」を求めて即契約に繋がったんですね。


もちろん、
①機能的価値
②感情的価値

があっての
③自己実現的価値の追加だったからですが。。。



どこで価値をつけるのか?を見直すだけで
成約率・収益も全然変わってくるので
見直してみるのもいいかもしれません。

海維/kai
海維/kai
宇宙人 / パラレルシフター
会社員・ビジネス・バックオフィスなど複数のキャリアを飛び回る。 具体と抽象、物質世界と精神世界を自由に行き来して、マルチポテンシャルに世界を飛び回るパラレルシフター。 視点を切り替え、世界を変える。 マイルを使って世界を飛び回る旅行が趣味。 海維を表すkey word:世界・パラレル・自由・旅
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