クレクレ星人の逆襲

『クレクレ星人』は
コーチング・コンサル業界でよく聞く言葉です。

コーチング・コンサル業界にいる関わる人であれば
一度は聞いたことがありませんか？

特徴は

「お金を支払わないで情報だけを取ろうとする」
「自ら与えず人から貰いたいとばかり思っている」
「一番大切なのが自分のこと」

etc…

先に結論から言うと、
僕はクレクレ星人でよくないか？と思います。

と言うか正直に言うとしたら
僕は”クレクレ星人”の１人です。

僕らは生まれた時から何も持ってなくて、
クレクレ星人でここまで生きてきたんだよ。

と思ってます。

ほとんどの人が
親に無償で愛をもらい
国の保証の中で安全に生き
働けばお金を頂き、

そういうことの繰り返しの結果、

誰かの提供してくれたものによって
自分を成長させ、
誰かに与えられるようになるわけです。

と考えると
この”クレクレ星人”って言葉は
コーチング業界が作り上げた
都合のいい言葉に過ぎないんじゃない？
って思うわけです。

商品を提供する上で購入してもらえない場合に
そこまで話を聞いてきた人を
あなたは”クレクレ星人”だよ
って言ってしまえば

あなたのその姿勢が悪いんだよ

与えないから受け取れないんだよ

結局、自分のことだけ考えてるんだよ

と簡単に相手の行動に
異論を唱えることができ、
優位に立つことができるからです。

そして、
「それじゃあダメなんだ」
と思わせ、煽ることで
自分の商品を購入してもらえるし、

そこに問題点を置くことで、
クレクレ星人から抜け出すためのコンサルを
売ることもできるからですね。

ここまできたら
ただの裏技とも言えるただの策略です（笑）

そしてコンサルを受けている間に平気で

「一番大切なのが自分の気持ち」だよ。

とか言うわけです。

「あなたが一番大切なのは自分だから」
って言って、こちら側から
”クレクレ星人”に任命したのに
お金くれた瞬間
「自分を大切にしたら豊かになれる」
とか言いだすんですね。

どっちが本当やねん？？

って関西弁になりたくなるくらい
突っ込みところ満載ですね（笑）

クレクレ星人は月に100万円収入があっても
クレクレ星人なのだろうか？

クレクレ星人は幸せを求めて
あなたに近寄ったのではないだろうか？

クレクレ星人はお金がなくても
必死で情報集めに来てるのではないだろうか？

クレクレ星人はお金がなくても
必死で出会いを求めているのではないだろうか？

人生を変える仕事をしている側が
人生を変えようと
なんとか今から変わろうと
もがいている人達を”クレクレ星人”と
呼び排除したいのであれば

結局、誰か（周り）の幸せなんて考えてないんじゃん？
と思ってしまう。

この場合、誰か（周り）を幸せにしたいのではなく、

自分にお金を支払ってくれる人
自分の時間を奪わない人
自分に必要以上に求めてこない人

この限定された人間だけを幸せにしたいのです。

つまり、自分にとって都合のいい人間とだけ
付き合ってたいってことだよね。

そもそもモノに価値があるとしたら

（全てにおいて価値がないって
思っているからそれはどこかで）

提供している商品の価値を理解されてないから
”クレクレ星人”はやってくるんだと思います。

どんなに無理してでもお金を支払えば
必ずこうなれるという
未来への確証と信頼があれば
”クレクレ星人”は最初からお金を差し出すはずです。

つまり、”クレクレ星人”がやってくると
思ってしまうこと自体が

あなたの商品に信頼もないし、
あなたの人間関係が構築できてないし、
あなたが時間とお金に縛られている

ということの証明になっています。

言い換えれば
自分の足りない部分を全て
”クレクレ星人”へ責任転嫁したに過ぎないのです。

じゃあお金を支払ってくれない人にも提供するの？とか
クレームが来る人はどうするの？とか
色々言われそうだけど、

そういうのは一旦置いといて
なんでもかんでもカテゴライズして
人として向き合うことをやめている時点で
コーチ・コンサルはやめといた方が
いいよって言いたいです。

結局、誰も幸せになんてできないからね。

海維/kai

宇宙人 / パラレルシフター

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会社員・ビジネス・バックオフィスなど複数のキャリアを飛び回る。 具体と抽象、物質世界と精神世界を自由に行き来して、マルチポテンシャルに世界を飛び回るパラレルシフター。 視点を切り替え、世界を変える。 マイルを使って世界を飛び回る旅行が趣味。 海維を表すkey word：世界・パラレル・自由・旅