視点を変える

【 お金を失うリスクと命を失うリスク 】

kai

「お金を失うリスク」と「命を失うリスク」あなたはどちらを優先しますか?

上記の質問は、考える間もなく
ほとんどの人は「お金を失うリスク」をとるのではないかなーと思います。

死んでしまったらお金があっても意味がないからね。

でもまあ、平和ボケと言っていいほど、
「命が失われるリスク」のイメージがない日々を
送っている方がほとんどなので、
「お金を失うリスク」の方が優先なのかもしれません。

『お金がない人から死んでいく』

少し過激ですが、そんな時代が目の前まできているなって思うんです。

増える天災、事故、
いつの間にか何かが決まっている政治、
一瞬で世界情勢に左右されてしまう経済。

お金があればなんとかなる部分も
お金がなければ、ただただ被害者になるだけで
死んでしまう可能性が大いにあるということです。

お金があるから贅沢するっていうよりは
いつの間にか安全をお金で購入する時代に突入してしまいました。

そう考えると「命を失うリスク」より
「お金を失うリスク」を選択するならば
やってはいけないことが2つあって

①安さを求めること

②過去を癒しにいくこと

です。

安さを求めることは死に近い

これはよくニュースを見ていて思うことなんですが、
例えば事故だとか、健康被害だとか、問題になってくるのって
比較的安くモノを販売している会社だったりしませんか?

ある程度のコスト削減に関する技術を身につけていることは大切ですが、

コスト削減を

・人件費をカットして過酷な状態
・品質を落として安く仕入れる

っていうことを積み重ねた結果である限りは
本当に良いサービスではなかったりするわけです。

じゃあそんな企業が悪いんだから潰れてしまったらいいのか?
と言ったらそうではなくて、消費者である僕たちが
「安易に安さ」を求めれば求めるほど、
その価格競争の先には何かしらの被害が出てくるという可能性が
高くなるということです。

「安さ」を求める限り、価格競争は起きてしまう。

そして、それに最終的に巻き込まれるのは僕らなんです。

自分が「安さ」を求めた結果が回りに回って自分の家族に
「命を失うリスク」を背負わせていることになりかねないということですね。

だからって高いものを購入しましょう!と言っているわけではありません。

なぜその価格なのか?を考えることが大切だと思います。

例えば、ファストファッションは安い労働力で制作してくれる方々がいるおかげで
成り立っているんですね。

まずは感謝をすべきです。

そして、次にその人たちの生活は本当に彼らが望むべきものなのか?
というところまで考えれる余裕と知識を持つことです。

僕たちが安い服を購入し
安い食材を手にし、
安い機器を手にいれる。

その背後には
望まない労働者・労働環境もあるでしょう。


事実を知って否定や批判、戦いに走る人もいますが、
まずは自分からその場所を離れることです。

製造者も含め提供する側の喜びに貢献できるものにお金を支払うこと。

誰もが望むことをやめれば、成り立っている経済社会そのものが消滅し、
そこに関わる人達は別の流れの中に移行します。

お互いが喜びに満ちるダイレクトトレードフェアトレードという
選択肢を選ぶことも可能です。

別に何かの活動家にならないと
社会や世界が変わらないわけではありません。

過去を癒しにいくことに意味はない

これもよくSNSを見ていて思うことなんですが、
多くの人が過去のマイナスなことをプラスにするために
何かを達成しようとしている、

もしくは達成したというストーリーであなたも達成しませんか?
と商品を売っているパターンが多いです。

はっきり言って過去を癒しにいく時間が無駄です。

敢えて過去に囚われにいくようなもので、情報の移り変わりが早いこのご時世、
わざわざ過去に戻っていたら
あっという間に「浦島太郎」になってしまいます。

過去を変えたかったら、変わりたい未来にコミットするのみです。

どんなに過去の記憶を上書きしたって、今のあなたがあなたであることと、
動かない限り未来も変わらないのは明らかですから。

それにも関わらず、多くの人が過去のトラウマの書き換えにいきます。

そこに一生懸命稼いだお金を支払って。。。

これは「お金を失うリスク」を背負って
さらに「命の失うリスク」を背負っている
2重にリスクを背負っているということに
他ならないなーと思うわけです。

これを踏まえて自分で事業をする方がするべきことは、
『提供するサービスの質をあげ、適正価格で販売することです』

他者と価格競争している場合ではありません。

『これができるようになるから、この金額を支払ってください。』

と正々堂々と伝えれる品質を保つことです。

品質に見合ってない価格の提示は、そもそも論、詐欺です。

購入者側から考えると、品質を伴っての金額なのか、見せかけの金額なのか、
を見極める能力を持っておくと良いってことです。

どうやったって、石を宝石に見せて売ってくる奴等はいますから。

大抵の場合は自己投資のために使っているお金だったり、
自分を豊かにするために使っているお金だと思うんですが、
それは事故投資になっていないか?
自分を貧しくするためのお金になってないか?

たまには考えてみるといいと思います。

海維/kai
海維/kai
宇宙人 / パラレルシフター
会社員・ビジネス・バックオフィスなど複数のキャリアを飛び回る。 具体と抽象、物質世界と精神世界を自由に行き来して、マルチポテンシャルに世界を飛び回るパラレルシフター。 視点を切り替え、世界を変える。 マイルを使って世界を飛び回る旅行が趣味。 海維を表すkey word:世界・パラレル・自由・旅
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