自己肯定感高低ビジネス から抜けられない人々
「自己肯定感」については色々な見方があります。
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・自己肯定感が高いほうが良い
・自己肯定感が低い人はわざわざ自己肯定感を上げてはいけない
・自己肯定感が高すぎると傲慢になる
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などなど。
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「自己肯定感」ってある意味、
霊感商法に似ているなーって思うんです。
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霊感商法っていうのは
霊感があるかのように振る舞って、
先祖の因縁や霊の祟り、悪いカルマなどの
話を用いて煽って、
印鑑・数珠・壺などの商品を法外な値段で売ったり
高額な金銭などを取る商法のこと。
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Wikipediaより
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「自己肯定感」って誰にも見えないんですよね。
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あなたの自己肯定感数値は⚪⚪%っていうのは
自分でもわからないし他人にもわからない。
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「自己肯定感」って言葉を知らなかった時には
別に自己肯定感が低いとか高いとかで
そもそも悩まなかったわけです。
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「自己肯定感」っていう言葉を知って
概念に囚われたところから
自己肯定感の低い高いを意識するわけです。
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そして見事に「自己肯定感を高くしよう!!」
っていうプロモーションの高額講座を購入する。
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これってWikipediaに載っていた
霊感商法と似てませんか?
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めっちゃ分かりやすくリピートしましょう!!
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「霊・祟り・カルマ」って存在を知らなかった時には
別に霊・祟り・カルマがあるとかないとかで
そもそも悩まなかったわけです。
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「霊・祟り・カルマ」っていう存在を知って
概念に囚われたところから
霊・祟り・カルマがあるとかないとかを意識するわけです。
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そして見事に「お祓いしたほうがいい!!」
っていうプロモーションの印鑑や壺を購入する。
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やっぱり似てる気がするよね?
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ちなみに「霊・祟り・カルマ」がないとも思ってないので
本当にお役目として立派に職業としてこなしている人もいるのは前提の話。
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同じように「自己肯定感」そのものは
「自分を肯定する力」だと思うので
どちらかというとあればいいと思っているのが前提です。
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それらを前提にした上で
「概念」に囚われ過ぎることと、
それそのものにフォーカスが行き過ぎると、
本来の目的なんてものは簡単に見失ってしまいますよ。
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ということです。
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本来の目的を失ってしまうと
霊感商法みたいな商法に
走りやすくなりますよっていうことです。
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当人は霊感商法だと思っていなくてもね。
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自分が満足している人生を送れている人にとって
自己肯定感なんていうのはどうでもいいものですし、
寧ろ自己肯定感を高めなきゃ!
とか思ったこともないと思います。
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自己を肯定することを極めていくと
他者と比較しないという感覚が強くなります。
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他者と比較しないってところから
自己に過剰に意識が向けば自己肯定は
できるかもしれませんが、
結果的にはただの独りよがりです。
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自己肯定感が低いほうが他人合わせることが
できたりするので友達がいっぱいいて幸せかもしれません。
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といった具合に本当にやるべきことは
「自己肯定感の上げ下げではない」
と思うんですよね。
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自己肯定感云々カンヌンに
囚われなくなった先にしか
健全な自己肯定感はやってきません。
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なので
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自己肯定感を高くしょう!
っていう心理系の自己啓発セミナーは
まだまだあるんですが
その枠組みからまずは抜けてみてはどうでしょうか?
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「自己肯定感高低ビジネス から抜けられない人々」
っていう人は売り手も買い手も同じです。
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お互いに
概念に収まった世界の中にいるのではなく
概念の外側の世界に出たほうが面白いです٩(ᐛ)و
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そうそう、最近思うんですけどね、
霊感商法の人たちって多分、
霊感商法だという認識を自分たちではしていないのです。
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詐欺だと思っている詐欺師より
本当に役立っていると思っている詐欺師のほうが
よほど怖いし、この世界には溢れているのです。
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