視点を変える

桜の季節に想うこと

kai

毎年、桜の季節に想うこと

ささやかな幸せには限りがある

せっかく桜が咲いたのに
自粛モードと
今日は雪

雪国育ちの僕としては
雨よりは雪が嬉しく懐かしくある

桜の季節に想うのは
あと何回桜が見れるだろう?ということ。

あと50年生きるとしたら
桜を見れる回数はたった50回

当たり前に季節は回っているようで
計算したらたった2ヶ月もない

同じように親と過ごせる時間を考えてみたら
僕の親はだいたい65歳前後なんだけど、

親が残り20年生きると考えて
✖️一年に会う回数(約2回✖️3日間)
✖️1日に一緒にいる時間(11時間)
=1320時間

数日にするとわずか55日間。

会える時間は衝撃の「余命2ヶ月」と
言われているのと一緒になる。

 

2020年3月末

今後どうなるかわからないけど、
首都閉鎖となり関東からでれなくなる期間が
もし長期に渡ればそれ以上に
会える時間は少なくなる。

そして、いつ死ぬのかもわからない。

両親はもう年寄りだから
今回のコロナウィルスに感染したら
死んでしまう可能性があるしね。

自粛モードの中、
来るのは危ないよって散々伝えたけど、
本番はこれからだからと
家族総出で週末会いにきてくれました。

たくさんの備蓄を持って。

自分よりも子供優先。

本当に親には頭があがらないなって
思いました。

稼ぐ給料が親を超えても
世間の流れについていく力が親より増えても
親より体力や知識が増えても

やっぱり親は偉大だなと。

正直いうと数年前までは
ただの自由に憧れてて
たくさん海外行きたいし
会社に拘束されたくないし
好きなものを好きなだけ購入したいし
っていう想いの方が強かったと思う。

それが自由だと思っていたしね。

今は仕事も生命を扱い、
どちらかというといざとなった時に
大切な人たちを守れるだけの経済力を
持ちたいと思うことの方が強くなったと思う。

考え方が老化しているのかもしれないけど。

桜を見ると思うのは
あと何回この時間があるだろう?ということ。

多くの人が銀行に預けてある
預金残高を気にしているけど

着々と自分も
そして周りの人の時間も減っている。

「もう会えない」という事実は

・本当に伝えたかったこと
・本当は一緒にやりたかったこと

を思い出させてくれるし、

「もう手に入らない」ということは
どうしたら「手に入るのか?」を
考えさせてくれる機会になる。

人生が一度きりだからというよりは
自分が今生きている環境で関われる人たちが
一度きりだからこそ

一緒に何を感じて生きていくのか
を大切にしたいなと思いました。

海維/kai
海維/kai
宇宙人 / パラレルシフター
会社員・ビジネス・バックオフィスなど複数のキャリアを飛び回る。 具体と抽象、物質世界と精神世界を自由に行き来して、マルチポテンシャルに世界を飛び回るパラレルシフター。 視点を切り替え、世界を変える。 マイルを使って世界を飛び回る旅行が趣味。 海維を表すkey word:世界・パラレル・自由・旅
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