コンプレックスビジネスはなぜ繁栄するのか?
最近はとにかくお金を得よう!
に走っているコンテンツが多い傾向に感じます。
とは言っても、
最近は購入する側も学んでいて
本当に大丈夫なのかなー??
ってリサーチは入れてるようになったから
中身のないコンテンツでビジネスしている人は
お客さんが減っているのも現状だと思うけど。
こういう時、SNSって便利ですよね。
その中でも衰退しないというか
相変わらずお客さんがいる層があったので
そこについて考えてみました。
いわゆるコンプレックスを
プラスに変えようっていう
恋愛だったり
健康だったり
モテたいだったり
病気の悩みを解決したいだったり
ハゲ防止だったり
っていうコンプレックス改善型のコンテンツです。
ここってよく考えると
内容が良くないコンテンツであっても
批判とかクレームが表に出にくいのです。
なぜならそれを声をあげていった時点で
ネットを通して全人類に
自分にはこんなコンプレックスがあるんだよ!!
って晒すことになるからです。
わざわざ自分の恥ずかしい部分を
晒したい人はいないはずですよね。
自己開示が一時期流行っていたようにも思うけれど
ほとんどのコンプレックスを持つ人は
誰にもわからないように
そのコンプレックスを改善しようとするのが普通。
整形したことを
公に言い回っている人は少ないし
過去にうつ病とかで悩んでたことを
公に言い回っている人は少ないし
過去に太っていたこととかを
公に言い回っている人は少ない
好んで公に言い回っている人たちは
大抵はそこに共感する見込み客を集めています。
だから売りにしている人は別だけど
それを購入している場合は
大抵はバレたくない!
だけど解決したいから!
とそのコンテンツにすがっている状態になるんです。
ということは、
批判とかクレームが表に出にくいってことに繋がりますね。
そういった意味では
ある程度売れるといった意味では
衰退しにくいのがコンプレックスビジネスなのかなって。
そして、コンテンツがうまく効果をなして、
ある程度のコンプレックスが
改善されたとしても
いい意味でも悪い意味でも
人間の欲求はそこでは終わりません。
さらに可愛くなりたい
さらに痩せたい
さらにお金が欲しい
さらに豊かになりたい
と次を求めて、
そこにコンプレックスを感じていくのです。
だからこそ、
その次をうまく用意しているところは
一つのコンプレックスが改善させたという
成功体験を元に
顧客が信者のように常に離れていかず
バックエンド(次の商品)に流れていくよね。
コンプレックスビジネスが悪いとかは
一切言う気はないんだけれど
これを悪用して
とにかくお金を得ように走っているコンテンツには
引っかからないようにしっかりリサーチしましょうね!!
ってことです。
そして、映画の広告のように
本編の前には他の映画の紹介、
映画が終わればグッズ販売と
一つが売れたら次も売れるようにってなっているのは
当たり前なので
最初からずっと継続したいと思える
信頼できる人を最初から
見つけることができたら近道です。
そして一番注意して欲しいのが、
その信頼できる人の信者になるのはまだいいけど、
『コンプレックス』っていうものに
信者になってしまっては
いつまでたっても「何か足りない」っていう
満たされてない自分からは抜け出せないよってこと。
ここに結局は
需要と供給が成り立ってしまっているから
このようなビジネスは繁栄しているのです。
あなたのコンプレックスは
本当にコンプレックスなのか?
まずは他人ではなく自分を疑うとこから
始めるといいかもしれません。